合格者インタビュー

シェフを目指す大学生  「食品表示検定」で食の基礎を学ぶ

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梅花女子大学
食文化学部 食文化学科 3年
竹内 菜摘様

  • 2024年前期初級合格

梅花女子大学で食文化学科に在学中の学生さんです。

竹内 私は、食べることが大好きで、料理も得意です。将来は、調理関係の仕事に就きたく梅花女子大学に入学しました。私が在籍する食文化学科は4年制大学では珍しく、調理と製菓の両方を学ぶことができます。また、食育・安全、食文化、食ビジネスなど「食」に関する様々な分野の授業もあり、資格試験の取り組みにも積極的で、卒業時には調理師免許やパティシエの資格である製菓技能士(受験資格)が取れるように頑張っていますが、他にもこの食品表示検定やHACCP管理者資格も取得しました。

資格取得に意欲的ですね。「食品表示検定」はどうして受けようと思われましたか?

竹内 将来、役立つと思ったからです。2年生の時に、授業で食品表示の概要を学びました。その時、食品表示は「食」の基礎を学ぶのに最適だと感じました。先生からも「食品表示検定試験」の案内をいただき、試験を受けてみようと思いました。

どの級を受験されましたか?

竹内 初級です。そもそも食品表示には、そんなに興味がなかったのですが、よく見ると生活に密着した情報がたくさん記載されています。例えば「添加物表示」や「アレルギー表示」などどれも授業で聞いたことはありましたが、検定試験を受けることでさらに内容を把握できました。家でも、母に「この表示はこういう意味があるのよ」と教えると、びっくりしていました。

勉強方法の工夫はありましたか?

竹内 通学途中の電車の中などで「テキスト」を何度も何度も読み返しました。また、先生から受験対策動画を見せていただき、さらにわからないところは、先生に直接お聞きしました。先生のところには何度も伺ったと思います。約2ヶ月間、集中的に勉強しましたね。

初級を一発で合格されています。受験された感想は?

竹内 問題は難しかったですね。でも、一回で合格できてよかったです。なかには、ケアレスミスを誘うような問題もあり、設問をしっかり読む必要があります。試験はコンピュータによるCBT方式でとてもやりやすかったです。会場も家の近くで便利でした。

今後の抱負を聞かせてください。

竹内 私は将来、ホテルかレストランの厨房で働きたいと思っています。先日、調理を学ぶ学生を対象にした「ユースシェフ王料理大会」が兵庫・淡路島で開催されました。このコンテストは未来のシェフの登竜門とされ、私は淡路島の玉ねぎと淡路牛を素材にしたハンバーグをつくり、優秀賞を受賞しました。賞を手にした時に、将来の目標に一歩近づいた手応えを感じ、食品表示も更に勉強しようと思いました。今後は「食品表示検定中級」にチャレンジしたいと思います。

(インタビュー 2024年11月)