合格者インタビュー
配属の必須条件は「食品表示検定・中級」資格
株式会社ライフコーポレーション
品質保証部 近畿圏品質保証課
山下 桂様
- 2020年11月中級合格
食品表検定試験を受ける経緯を教えてください。
山下 私どもライフコーポレーションは近畿および首都圏に288店舗(22年4月現在)を有する食品スーパーマーケットです。私は品質保証部に配属になり2年目になります。主に期限管理などの商品検査を中心に業務を行っています。それ以前は店舗で惣菜を担当していました。お客さまのなかには、アレルギー体質の方もいらっしゃり、食品表示の有効性など、当時から食品の品質や安全に興味を持っていましたところ、品質保証部からの部員の公募があり、現職に配属となりました。
日ごろの関心事が、そのまま配属異動のきっかけになったのですね。
山下 配属先の品質保証部には、「食品表示検定 中級以上の資格を持つこと」という社内規定があり、配属後すぐに受験をすることになりました。試験が配属後約半年の猶予しかありません。食品表示はその範囲が幅広く、また法律の改正が頻繁にある複雑な検定試験というのが私の率直な印象です。
社内で勉強会を開催されているとも聞いています。受験勉強の方法は?
山下 食品表示に関しては、我が社では品質保証の部署だけでなく、プロセスセンター所属の方やバイヤーにも知識を身に付けてもらうと社内セミナーを行っていました。しかしながらこの数年間はコロナ禍でセミナーは開催できなくなりました。そこで、品質保証部の先輩の指導のもとマンツーマンで受験勉強をしたことを覚えています。
今後のチャレンジ目標を教えてください。
山下
品質保証部では、店舗からの問い合わせ対応やインストア商品の検査、また仕入れ担当者からの依頼の商品検査、さらには各プロセスセンターでも微生物検査や理化学検査などを実施しています。
近年では、食の安全・安心への関心が高まっています。食品表示の上級試験の受験もさることながら、食品安全検定やQC検定などの資格にも挑戦し、さらなる食の品質安全の向上を目指していきたいと思っています。