合格者インタビュー

川口 当社は、ミツカングループの日本＋アジア事業の内務を行う会社です。品質環境部に所属する我々は、お客様の安心のために商品の審査をすることが仕事となります。商品や原料の安全性や遵法性などの品質管理は早くから製造部門とは切り離しています。商品の企画開発から製造販売までを審査すること、特に商品の安全性や遵法性など品質に関する審査が 品質環境部・品質規格課の仕事となります。その他の品質環境部の役割をもう少し説明しますと、商品に関する生産上のトラブルについては生産品質保証課が、環境や原料などの安全性に関する問題は品質保証課が、そして商品カルテなど品質系対外情報を管理しているのが情報管理課です。そしてお客様からのお問い合わせの窓口は「お客様相談センター」が担当し、お客様の安心のためにつながる業務を受け持っています。そして、食品表示を担当する品質規格課と対外情報を管理する情報管理課、そして、お客様相談センターの方々には、食品表示検定試験を積極的に受験してもらっています。

川口 数年前、当部署に食品表示検定の上級試験を受ける担当者がいまして、彼は自費で中級、上級と試験を受けた訳です。そのことを知った上司が「これは仕事の一環として大事なこと。専門性を高めるために皆で受けましょう」ということになったのです。そのために、服部が主宰者となって勉強会も開催しています。検定試験を受けることによって実務に役に立つだけでなく、課全体のレベルアップにもつながっていきました。また、上司からは「受けるからには上級を目指そう。全員上級合格を目標にしよう」ということになり、課全体の士気が上がりましたね。

服部 2週間に1回の頻度で行っています。試験前になると1週間に1回と頻度を上げていますね。

川口 課としては全員にテキストを配り、業務にも活用してもらいながらレベルを上げていったということになりますね。お陰様で、2017年の検定試験では中級を１５名が受け全員が合格。そのうち2名が100点満点という快挙を成し遂げてくれました。

川口 私は電車通勤なのでもっぱら車内でテキストを開きました。通勤時間は約1時間。有効にこの時間を活用しました。

服部 私は、Ｑ＆ＡなどのガイドラインをＰＣに入力してキーワード検索でその解説を読み解くというやり方で勉強しました。

川口 一問一答の時間が短いことと記述論文の時間配分が課題でしたね。上級を受けるためにセミナーを受講しまして、これは役に立ちました。

川口・服部 そういうことになりますね。上級試験は毎年2名づつチャレンジすることにしています。全員合格の道はこれからも続きます。